観測史上最多の大雪

軽井沢町では1998年1月15日の72cm以来の大雪となり、 そして2014年2月14日夕方から15日にかけての積雪量は99cmと1925年の統計開始以来最多となりました。
観測史上最多ということは一度も経験がない訳で、当然大混乱となりました。町民の誰しもが、まさか災害に発展してしまうとは思わなかったはずです。

14日の夕方に、車に少し積もった雪を落としてそんなに積もらないだろうなとおもって次の朝カーテンを開けると・・・

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次の日起きたらこの状態、9時、10時、まだ降るまだ降る。。

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とりあえず雪かきを。。

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まだ降ってる中バイパスへ行くとなんとトラックやバスが立ち往生していました。それもずっと先まで。
この日からまさか4日もここで動けなくなるとは誰も思わなかったはずです。2月15日朝8時頃

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2月15日午後4時頃。雪はお昼過ぎには止みましたが国道は歩行者天国、立ち往生車も朝のままです。
バスの運転手に話を聞いたところ、道が通れなくなったのは15日の午前1時頃だったそうで、今夜で2日目の夜になるそう。

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バイパスを小諸方面に向かう途中、ツルヤ周辺です。こんな光景見たことありません。この日は家の周り、車周辺を中心に雪かきをしましたが、とてつもない量の雪に背中が悲鳴を上げています。
軽井沢町はこの日のうちに長野県へ自衛隊派遣の要請をし、21時48分に長野県から自衛隊に派遣要請されました。

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2月16日、2日目の朝です。

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この日のうちにバイパスに通じる生活道路を周辺住民の方々と力を合わせて開通させました。

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2月17日3日目の朝です。
自衛隊は浅間サンラインから向かっている最中です。

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3日目の10時にはこの場所まで自衛隊が到着しておりました。
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その日の午後3時の状態です。トラックの周りの雪がなくなっていますね。

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4日目の朝。昨日の自衛隊のおかげで見事開通。流石というか脱帽です。自衛隊の皆さん本当にありがとうございました。

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残る課題

今回の大雪を通して沢山の課題が残ったと感じます。その中でも私が大きいと感じたものは。

1、早期の雪かき

積もって二日目にようやく雪かきをしだした人たちが多かった。生活道路はみんなの道、そこを通る人は誰しもが雪かきをする義務を負っています。それを横目に「ごくろうさまでーす」なんて言いながら通り過ぎて行く人がいた。だめだめあなたもかかなくちゃ・・

2、苦情

町への問い合わせのほとんどは自宅までの町道の雪かきの遅れを指摘する苦情でした。動ける人は自分でかきましょう。 役場の職員は皆軽井沢町民です。軽井沢自体が被災しているのだか職員全員が被災者です。ですが土曜に腰まである大雪の中を徒歩で役場に出動し、全力で災害対策にあたったのです。苦情でなく逆に賞賛されるべきでしょう。道を除雪させたかったために職員に灯油を運ばせていざ着いたら実は灯油満タン、とか、床暖房全開だから灯油がきれそうだ。とか、沢山税金納めてるんだから除雪してよ。とかね・・・こういう時にこそ人は試されます。

3、ゴミ

立ち往生している車から出るゴミ、し尿。今回、軽井沢バイパスが通れなくなったのが2月15日の午前1時頃だったそうなので、立ち往生している車のほとんどが輸送トラック、バスと普通車も何台か。その立ち往生車が出すゴミとし尿は目に余る物がありました。ビールの缶や弁当のゴミ、黄色い液体(たぶん尿)の入ったペットボトル、紙やらビニールやら、4日も閉じ込められていれば車内にゴミも増えてくるとは思います、しかしそれを雪の上に捨ててはいけません。それは不法投棄です。
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逆に、歩道の除雪や孤立者の支援など有志が集まり除雪を行えたことや、炊き出しや身銭を切って個人的に物資を配るなど、すばらしい協力体制や被災者を助けることに高い意識があった方が多かったと感じました。さすが軽井沢町!

観測史上最多を経験したので大変な思いをした軽井沢町。
来シーズンまた同じ量の雪が降っても、全く動じない災害対策が求められます。

それにしても雪はしばらくいりませんね。お仕事になりません・・
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