伐採の方法は大きく分けて3通りございます
作業者が直接伐採する木に登り、高強度ロープを使い上部より吊るし切りにします。
数の多い伐採や駐車場などのスペースがある場合は、クレーンを使用した方がコストが抑えられます。
住宅造成地や森林整備に近い場所、電線や街灯などの障害物無い場合は、クサビや牽引具を使用し伐採します。
私たちの基本的な伐採方法は、ロープワークと木登りとチェンソーワークを組み合わせた欧米式のツリークライミング伐採術を使用し伐採します。伐採本数が多く重機の設置ができる場所ではクレーンや高所作業車が使われます。
ロープワークによる伐採は、上部から専用の高強度ロープで全て吊るし切りにしますので、基本的に切れない木はありません。30mの大木も、屋根にかかる大枝も、小規模にかつ確実に実施可能です。さらに基本的にバッテリーチェンソーを使用しますので静寂性も非常に高くなっております。
大きな枝や大木でも、小さく切りながらロープで下ろしますので屋根や周囲の構造物に一切の被害を与えずに伐採することが可能です。
法面上・崖上・公園・河川敷・屋根に掛かる大枝、幹・お墓の大松。また苔の中の大きなモミ・電線がたくさん走る道路沿い・家と家の隙間等々・・・どんな場所のいかなる木も安全確実にお伐りします。
実際の作業の一部をご紹介します。(クリックで拡大します。画像が大きいのでダウンロードに時間がかかることがあります)
実際の伐採作業のビフォーアフター写真です。(クリックで拡大します。画像が大きいのでダウンロードに時間がかかることがあります)
クレーンが進入できる場所では必要に応じてクレーン伐採作業を行います。
工期の短縮や、一本一本登らずに切ることが出来るので結果的に費用を抑えることができます。
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カラマツの心止めと伐採作業
クレーンを使用した伐採
大きなコナラの伐採
ラフタークレーンや規模の大きな樹上作業を行わずに伐採します。
基本的にクサビというものを使用し木の重心を見極めながら任意の方向に伐倒します。重心が著しく傾いている場合はウインチなどの牽引具を使用して安全かつ確実に伐倒します。
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このように殆どの木はクサビ(矢)を使用して任意の方向に伐倒します。
クリの木が絡んだモミの木の伐倒。切りたい方向に重心がある場合はクサビは使いません。(大径木は除く)
倒す先が狭い場合は、入念に木の重心と伐倒方向を見極めます。